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三重県津市でヨガを教えています。ヨガのことだけでなく、日々のいろんなことを書いていきます。


by NAO
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泣ける曲

昨日のお休みは家でまったりと過ごした。
バンドのピアニストが遊びに来たので3人で一緒にお昼を食べた。スパゲティを作った。
人が来たときくらいしか昼にスパゲティ作ったりしないので、夫も少し嬉しそう。夫と二人のときは残り物とか外食になってしまうので。

私はピアニストのM女史とおしゃべりしたり、音楽を聴いたり。
夫は仕事をして、終わったら寝ていた。

M女史がカラオケで歌う歌探しを兼ねて中華ポップスを聴いた。
バンドのレパートリーである『愛我別走』、私たちはオリジナルの張震嶽をコピーしているけれど、この歌をキャス・パンという香港の女性歌手がカバーしているアルバムがある。M女史はこれをいたく気に入っている。でもこれは歌えない、とおっしゃる。バンドのヴォーカルが素晴らしい歌唱を聴かせてくれる曲なので同じ曲を歌うのはどうも気後れするらしい。

そのキャス・パンのアルバムにレスリー・チャンのカヴァー『追』が入っている。
私は何気なく、
「この曲聴いたことある?」と言ってかけてみた。

それは広東語の歌である。
聴きながら私の心は一気に、自分が広東語を習っていた頃にワープしていた。

いろんなことがあった。広東語の先生が教室をやめることになって悲しかったこと。ところがもう広東語はやめてしまったけれど、その先生とは縁あって一年に一回会うか会わないかだけれど今もお付き合いが続いている。でもその頃の友人で、今はもう会っていない人もいる。

その後普通話も勉強するようになってそちらは一応今後も続けるつもりだが、広東語があったからこそ、バンド仲間等の今の人間関係もある。そして夫と出会ったのも元をたどれば香港ポップスがきっかけだったのだな、今思うと。

20代後半だったけれど、それでも青春だったような気がする。
悲しいこともあったけれど、今思うと楽しかった。
そう思えるのも今が幸せだからこそだ。

そんなことを思いながらキャス・パンの綺麗な広東語の響きに耳を傾けていると胸がいっぱいになってウルウルしてきた。ここにもまだ『泣ける曲』があったのだった。
不思議だ。当時この人の歌で聴いていたわけでもないのに。そして特に思い入れのある歌、というわけでもなかったのに。

音楽って不思議ですね。

また映画も見てみようかな。

そうそ、昨日夫が起きてから、久し振りに夫のギターで歌ってみたりした。4年ぶりくらいだろうか? 私は結構覚えていたけど(カラオケでも歌ったりしているので)、夫のギターの腕は明らかに落ちていたぞ! 全然さわってないから無理もないと思うが。ドラムも極めて欲しいがギターも忘れない程度には練習してほしいな。
by wumingzhi | 2005-11-24 09:40 | 音楽