人気ブログランキング | 話題のタグを見る

三重県津市でヨガを教えています。ヨガのことだけでなく、日々のいろんなことを書いていきます。


by NAO
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

甥の結婚式

昨日は夫の甥の結婚式だった。
11ヵ月半の娘を連れての結婚式+披露宴の出席。「おめでとう」という気持ちより、娘がむずかって暴れないか、おとなしくしていてくれるか・・・そのことがまず心配だった。

着物の着付けとヘアがあるので私がひとまず先に義姉と会場入り。9時半出発。
娘は後から夫がつれてきてくれる。

着付けも頭も終わって、夫と娘を待つ。11時半彼ら到着。大急ぎで娘を更衣室に連れて行き、ドレスに着替えさせる。
実は娘の結婚式用の服はかなり早めに購入済みであったのだ。ラルフ・ローレンのタータンチェックのプリーツスカートとブラウス。しかし義姉が「結婚式に着せてやって」と黄色のドレスを買ってくれたのだ。「もう買いましたので」とは言えない。

他の小さな女のお子さんたちもほとんどピンクや白のドレス姿だったので、プリーツスカートでは地味に見えたかもしれず、ドレスで良かったかもしれない。親戚の人たちにもかわいいと言ってもらえたし(まあ、小さな女の子がドレス着ていたら「かわいい」と言うしかないか)。

12時から会場付属のチャペル(なんちゃってチャペルかも?)で式。白人の牧師さん。これもなんちゃって牧師かも?
途中、Kが声を上げそうになるとすかさずしまじろうビスケットを口に押し込んで黙らせる。食い気のないKだがこのしまじろうビスケットは好きなようだ。今回このしまビスには助けられた。親戚が送ってくれたものだが結構おいしくて、小袋6袋うち5袋ほどを私が食べてしまった。

1時から披露宴。
子供用の椅子が用意してあったが、まだまだおとなしく一人で座っていてはくれない。夫と交代で膝に抱っこして食事。着物を口実にしてほとんど夫に抱いていてもらったかな。
Kがいるので今回はほとんど食べられないかも、と思っていたがばっちり食べた。私は全部食べました、一口残さず。

新婦のお兄さんの子供で1歳2ヶ月の男の子がいたが、この子は大ハッスルしていた。
よちよちとトコトコの中間くらいの感じで歩き回り、這い回り、転がり回り、泣く。両親や祖母(=新婦のお母さん)が一生懸命追いかけ回していた。特にご両親は交代で立って抱っこしていたので大変そうだった。

Kはまだ歩き出す前なので良かった。披露宴は3時間あったが、泣くこともなくほとんどぐずりもせず。後半、夫の膝の上で目がトロンとしてほとんどふさがりそうになっていたのでそっとベビーカーに寝かせたら寝た。30分くらい眠っていて、カラオケの歌が始まっても起きなかったが、バンドが入ってドラムが鳴ったとたんに目を開けたので、バンドの演奏の間だけは外に出ていた。

披露宴後半のハイライト、花嫁の手紙が始まった。
花嫁の手紙、嫌いだという人も多いが私は結構好きだ。よく知らない人の場合でもじんわりとしてくる。

花嫁は涙、涙。甥がハンカチを渡してあげている。
仲の良い、いい家庭に育った子なんだなあ、と感動していたとき、ふと気配を感じて横を見ると夫が涙をぼろぼろ流して泣いているではないか。
夫、甥のことそんなに可愛がっていたっけか? そうとは思えないのだが。

声こそ出さないものの大泣きの夫にタオルを投げてやる。

夫を見ると笑ってしまいそうにももらい泣きしてしまいそうにも思えたのでなるべく夫のほうを見ないようにしているうちに花嫁の手紙、終了。

後で聞くとやはり、「Kもこんな手紙を書いてくれるのかなあ」と思って泣けてきたそうで。そうだと思ったよ。
甥のときでこれだから、自分の娘になると号泣を通り越して倒れるんじゃないか、このヒト?

他人の花嫁の手紙は好きだけど、Kのときはやらないでもらいたい。個人的に書いて渡してもらえるとありがたいなあ。
しかしKが結婚するくらいの時代にも、こういう結婚披露宴はまだあるのだろうか。

帰って着物を着替えたら6時くらいになった。Kはおっぱいも飲んでいないし昼寝も30分ほどしかしていないからネムネムのはずだと思ったが、おっぱいを飲んで30分ほど寝たら起きてしまい、結局夜11時くらいまでイキイキとしていた。

料理は食べられたし、Kはおとなしかったし、若い二人は美しかったし、言うことのない1日であった。
by wumingzhi | 2007-03-19 16:33 | 生活