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三重県津市でヨガを教えています。ヨガのことだけでなく、日々のいろんなことを書いていきます。


by NAO
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ゆうべ寝ないで考えた

↑というのはウソで、一晩寝てから思ったこと。

昨日の映画について。

「イーストウッドさんよ、やっぱりあれはちょっとズルいんでない?」



もちろんすごい映画だ、と思う。変にアートの世界に走ったりせずに、大衆の心を掴み、かつ自分の言いたいことを言う(あるいは、問い掛けたいことを問い掛ける)、映画でそれをし続ける、というのがまずすごい。

ヒラリー・スワンクの役作りというか、体も見事だった。私はジムで縄跳びをしているのを背中から撮ったシーンが特に好きだ。あと、サンドバッグを叩くのも、意外と難しいものなんだなあということもわかった。
でも映画を見終わって、「ヒラリー・スワンクの役作りが・・・、あの筋肉が・・・」などとという感想が微塵も思い浮かばないという、これがもっとすごい。

また上映期間中に映画館に足を運ぶことになるだろう、と思う。

でも、やっぱりなんかなー、ズルい男という印象が否めない。いい意味でも悪い意味でも。

だって、ああいう映画の悪口って、言えないじゃないですか。
前半の勢い・ストーリー展開で、最後まで持って行ってくれればもっと良かった、なんて感想をここに書いたとしたら、自分がウスッペライ人間だということが世間にばれそうで。

でももしそうなっていたら、アカデミーとは無縁でも、傑作痛快ボクシング映画がこの世に誕生していたはず。

・・・な~んてことを考えながら寝たからか、ゆうべは夢にマギーの母親が出てきた。あー、怖かった。
なんだかんだ言っても、やっぱ後半の印象が強いのか?
by wumingzhi | 2005-06-10 10:44 | 映画