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三重県津市でヨガを教えています。ヨガのことだけでなく、日々のいろんなことを書いていきます。


by NAO
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奈良コンサート

関西人の私だが、奈良にはほとんど土地勘がない。なら100年会館は初めてだし、新大宮という土地も知らなかった。

1時21分発の電車に乗り、途中で2回乗り換えて新大宮駅に到着したのが3時過ぎ。コンサートは4時半からだが(4時開場)、場所もよくわからないし早めに着けるようにと。

電車に揺られながらふと、なんか一人旅をしているみたい、と思った。無精者の私が行き方を調べて電車の時刻を調べて。知らない土地を一人で歩いて。こういうのもなんか楽しいな、と思った。来年はもっと遠方に遠征してみようか。いやいや、これ以上夫の負担を増やすわけには・・・。

プリントアウトした地図を見ながら、途中で一回人に尋ねたりもして、でもわりとあっさりと会場に到着。
途中、ジュリーのコンサートに行くような気配の人を誰一人として見なかったので少し不安になった(日時間違えてないか?とか)けど、会場にはちゃんと人がたくさん集ってきていた。ホール近くにJRの駅があり、遠方の人はみなJRで来てたのかも。

先の投稿でも書いたけど、このホールは急峻で、3階席も後ろのほうだとかなり遠く感じるかもしれないけれど、私の席は前のほうだったので、高さはあるがそう遠くない、という感じ。

上から眺めていると1階最前列に真っ赤な羽マフラーを首に掛けたグループがいて、演奏中ずっとマフラーを手で掴んで上げ下げしたり振り回したりしていた。あとのほうでは何度も空中に放り投げたりも。後ろの席の人はかなり迷惑だったかも。私が後ろの席だったら、ちょっと集中できなかったかもなあ。

私は2階のような3階(2階のすぐ上に3階がかぶさっている)の4列目で、今回も後ろが通路。通路を挟んだ後ろのブロックは、なにせ急峻なホールなのでさらに高くなっているから立っていても後ろの人に迷惑をかけることもなくて、ラッキーだった。ただ、周りに立っている人が全然いなくて少し寂しかった。後半から同じ列の人もようやく立ち始めたけれど。

まだ一人で立っていた4曲目の「Pleasure Pleasure」のとき、一番最後の「ありがとうね ずっとそばに 君が居る」のところで指差しがあったんだが、その指が私に向かっていた・・・というのは勘違いだろうか? 3階席なんだし、勘違いに決まってる! と思われるかもしらんけど、その瞬間私思わず腰抜けそうになっちゃった。立っているのが私しか居なかったんだから、あれは私を指していたんだ! と思っておこう。ウンウン。

今日は私の見た3回の公演中(名古屋・京都・今回の奈良)で最も声がよく通っていて調子が良さそうだった。でも会場のノリという点では京都がはるかに勝っていた。奈良の観客はおとなしいのか、ジュリーが「話にいちいち返事をするな、うなづくな」と説教していることが浸透したのか、観客が黙り込んでしまう瞬間も。

3曲歌い終わって最初の挨拶のとき、途中で一瞬間が開いて、観客も誰も一言も発しない瞬間があって、ジュリーばかウケ。「今日のお客さんは静かですねえ。冷房が効きすぎてるんでしょうか。少しあたためたほうがいいですか? と言っても私が調節するわけじゃありませんけど・・・グフフ、ゲラゲラ・・・」。とにかくオッチャン、受けすぎ。笑いすぎて何言ってるのかわかんなかったよもう。

でもジュリーのご機嫌が良さそうで良かった。自分の言うことにいちいち相槌を打ったり返事したりするな、と言い続けてきたジュリー。でもジュリーに話しかけられると、どうしても返事したくなるのが人情。そこでとうとうジュリーは自分の問いに自分で答えるという技をあみだしたのであった。

MCはすごく短くて内容も人のうわさ話やサプリメント関係、自分のデブネタはなくて、「最近人気が出てきた」という話をわざとジジィ声であっさりと。でも「70歳超えを見守ってください」と言っていた。よーし、見守りますとも、ついて行きますとも!!
by wumingzhi | 2009-08-23 23:07 | Julie